一級建築士の試験制度が変わり、試験合格後に実務経験を経て一級建築士への登録となることによって、資格取得時の能力に不安はないかという危惧を耳にする。JIA近未来研究特別委員会の最終報告書には建築家の定義、継続的教育や、ベテランの知見の継承など、登録建築家のあり方にも関わる多くの示唆が含まれている。今回のシンポジウムは、様々な立場の会員による意見交換、現況把握、そして登録建築家の未来について忌憚なく語り合う場とし、今後の制度の継続、進化につなげるものである。
来場予定の方にはBulletinでの連載を読んで置いていただければと思う http://www.the-japan-institute-of-architects.com/new/(建築家資格制度HP内)
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