山形市の中心街に位置する七日町。かつては地方都市特有のアーケード街で、県庁も隣接、経済の中心であったが、公共施設の郊外移転や居住人口 の大幅減などの影響を受け、危機的状況を迎えた。「自分のまちは自分たち で守る」という自助精神を基本に原点回帰し、民間主導の再開発などで元 気を取り戻してきており、商店街組織がその中心となっている稀有な地域と して、今、全国から注目を集めている。
そこでその仕掛け人でもある下田孝志氏を講師にお招きし、それは“なぜ”な のか、地方都市における再開発とは? 今後必要なことは?など、東北で最も 人口の少ない県都の中心市街地におけるまちづくりを紐解きながら、今後の まちづくりについて考えていく。
|