GREETING

大会テーマ・挨拶

東日本大震災から8年が過ぎ復興も終盤を迎え、東北全体が落ち着きを取り戻してきました。

「復興からまちづくり」の活動指針のもと、今後どのようなまちづくりに取り組んでいかなければならないかを模索する時期に、日本建築家協会東北支部は10年振りに東北の地で全国建築家大会を開催することになりました。

10月17日~19日の3日間、青森県弘前市に全国の会員が集結します。

大会テーマは、「津軽からの再生─生きつづける近代建築とまちづくり─」とし、前川國男が手掛けた8つの建築を大切に保存再生しまちづくりに活用している弘前市、その弘前市民会館を舞台に開催します。
近現代建築の保存・再生の重要性とそれを活用するまちづくりの必要性を議論し、現代社会の課題でもある、既存ストック・歴史的建造物の活用や、空き地空き家・人口減少により縮小化し疲弊していく地方都市の再生・リノベーションまちづくりに対してのアイデアや提言を、JIAの建築家が東北の地から全国へ、世界へと発信する大会としたいと考えます。

JIA東北支部長・大会委員長
鈴木弘二

前川建築と共に歩む 城下町弘前へようこそ

青森県弘前市は、弘前藩(通称=津軽藩)として栄え、現在では日本一の桜の名所となりました。この地に皆様をお迎えできることを大変嬉しく思います。

弘前市には前川建築が8作品存在し、現役の建築として活躍し続けています。前川の母の先祖が弘前藩の重鎮であったこともあり、弘前市と強い縁で結ばれていました。弘前市民は「ほんもの近代建築」を愛し、今もなお日常生活に溶け込んだ建築として使い続けています。「前川建築ツアー」は大会期間中毎日開催しますので是非参加いただき、城下町のならではの街並み、リズム、津軽の皆さんの暮らしぶり、そのような都会とは一味違った豊かさを感じて頂けたらと思います。

本州最北端の青森県ですが、津軽は肥沃な地です。4月から10月までは爽やかな気候で、夏は気温も高く、リンゴ、お米を中心に沢山の農作物が採れます。冬は寒く 降雪量は多いですが、その雪が豊かな水となり恵みをもたらします。大会期間中、リンゴ園でのリンゴ狩り・濁酒のようなシードル・アップルパイ食べ比べ 美味しいものをたくさん用意してお待ちしております。そうそう「大間のマグロ」勿論こちらも準備しておきます。ご家族もご一緒に、ぜひ津軽の地 弘前へ。心よりお待ちしております。

大会実行委員長 青森地域会会長
山本潤児